チームの力 構造構成主義による”新”組織論

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一人の人間にできることは限られている。
でも、チームを作れば“巨人”にもなれる。
チーム作りとは希望を作ることでもあるのだ。
チーム作り、リーダーシップ論、戦略の立て方、
モチベーションを引き出す極意、トラブル解消法など、
チームの力を最大限に伸ばす原理と方法を明らかにする。

チームの力
構造構成主義による”新”組織論


■私の本書を読んだ感想■

読み進めるうちに目からウロコの発見がいっぱいありました。
私の今いる世界で、この「構造構成主義」
をどのように展開していけるだろうかと考えてしまう。

この本を読めば、理念を共有すること
、目的を明確にすること、状況をきちんと
把握することなどが大切な理由がわかります。
それを飛ばして、方法論やマネジメント論を
語っても意味がない、と痛感する。

さらに言えば、価値観は他人によって違う事。
状況は常に変化する事。
それに対処していくためにもっとも大切なことは、
「答えを共有するのでなく『問い』を共有することだと思いました。

尊敬している人に褒められれば、凄くうれしいと思うし、
励まされればがんばろうと思うし、
お礼を言われればやってよかったと思うし、
たしなめられれば反省する。
しかし、軽蔑している人に褒められても嬉しくないだろうし、
励まされても「おまえががんばれよ」と思うかもしれないし、
叱られたら反発することもあるだろう。
同じことを言っても、誰が言ったかによって意味は変わる。

人は「答え」を求めようとする。
しかし、「正しい答え」がどこかに転がっていたり、
本に書いてあったりすることはない。
なぜなら、その人が置かれている状況によって
「正解」は異なってくるからだ。
求めるべきは「答え」ではない。
適切な"問い"こそが、チーム(組織)をまっとうな方向に導くのだ。

問いは「問題意識」と言い換えてもいいと思う。
この意識が共有できれば、
各々が違う考えを持っていても議論が成り立ちはず。
逆に幅広い視点から議論が行われ、
実りある結論を導ける可能性が高くなるはずです。

しかし、問題意識を共有できないまま議論をすれば、
議論は散漫になり、拡散してしまって、
なにを議論しているのかすらわからなくなる可能性出てくると思います。

やり方に固執するのではない。
問題を共通認識することが根本にあるのだと思いました。

原理とは、上手に考えるための視点だ、
と西條さんは言われています。
何か不都合があったとき
「これは『方法の原理』からみるとどう理解できるだろう」と考え、
「では、どんな解決方法があり得るだろう」と動いてみる。
その繰り返しで、進化していくものだと思います。

チームやリーダーシップについて
本書で書かれているような視点を持つと、
チームで仕事をすることがさらに楽しくなり、
成果につながるのではないかと思いまし

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